Q88:赤血球の構造
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| ●赤血球は軟らかい円盤状の袋であり,ヘモグロビンを含 |
| む. |
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赤血球(red blood cell)は直径7.2μm,厚さ2.0μmの円盤状の細胞である.中央部分はへこんでおり,内容量に対して表面積が大きいため,ガス拡散の効率がよい.
赤血球は核や細胞内小器官を持たないが,嫌気性解糖系を持ちATPが産生される.赤血球膜にはATP分解酵素があり,ATPの分解エネルギーにより円盤状構造が維持されている.また,赤血球膜は弾力性があり容易に変形するので,狭い毛細血管を通り抜けることができる.
赤血球の成分の65%は水分であり,34%がヘモグロビンである.ヘモグロビンの作用により,赤血球は肺から組織へ酸素を運び,組織から肺へ炭酸ガスを運搬している.
赤血球数: ♂410〜530万/mm3,♀380〜480万/mm3
ヘモグロビン: ♂14〜18g/dl,♀12〜16g/dl
ヘマトクリット:♂40〜48%,♀32〜42%
平均赤血球容積=[赤血球容積(ヘマトクリット)/赤血球数]: 90μm3
参考→ Price-Jones曲線
横軸に赤血球の直径,縦軸に出現頻度をとったもので,赤血球の大きさの分布を示す.正常な赤血球の分布は正規分布に近く,平均値は7.2μmである.
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