Q120:ヘモグロビンの酸素解離曲線に影響する因子
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| ●pH,温度,CO2分圧,2,3-DPGが影響する. |
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@pHの低下,温度の上昇は曲線を右方偏位させる.
ACO2分圧の上昇はpHの低下を起こし,右方偏位させる(ボーア効果→ Q119 ).
B2,3-DPG(2,3-ジホスホグリセリン酸)の増加は右方偏位を起こし,O2を放出させる.2,3-DPGは赤血球中に多量に存在している.通常,[HbO2+2,3-DPG→←Hb-2,3-DPG+O2]の反応は平衡が保たれている.甲状腺ホルモン,成長ホルモン,アンドロゲン,高地環境は2,3-DPGを増加させ,O2を放出しやすくする.逆に,アシドーシスは赤血球中の解糖を抑制し,2,3-DPGを減少させ,O2放出を抑制する.
参考→ ヘモグロビンの酸素解離曲線の近似式
y k・xn [HbO2n]
−− = −−−− k= −−−−−
100 1+k・xn [Hb][O2]n
y:酸素飽和度(解離度),x:酸素分圧
k:1分子のHbにO2がn分子結合する場合の平衡定数
Hb+nO2=HbO2n
n:Hill係数2.5〜2.8(実験的に求めらた数字)
参考→ ミオグロビン
骨格筋中にある色素蛋白.ミオグロビン1分子は1酸素分子を保持する.ミオグロビンの酸素解離曲線は直角双曲線であり,ヘモグロビンのそれよりも左側にある.つまり,PO2の低い所でヘモグロビンからO2を取り込み保持し,より低いPO2でO2を放出する.
酸素飽和度曲線
酸素飽和度曲線
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