Q213:アンドロゲン

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| ●テストステロンは男性の二次性徴を発現させる.    |
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 男性ホルモンを総称してアンドロゲンという.このうちテストステロンが重要である.テストステロンは精巣のLeydig(ライジッヒ)細胞でコレステロールから合成される.
 血中テストステロンの97%は蛋白質と結合している.大部分は17-ケトステロイドに変換され尿中に排泄される.尿中ケトステロイドの2/3は副腎由来である(半減期90分).
 [作用機序] アンドロゲンが細胞質受容体に結合し内に入り,種々のmRNA転写促進し,酵素産生を増大させることによる.
 [生理作用]
 @蛋白同化作用・成長促進作用:男性の二次性徴を発現させる.外性器を発達させ,体毛を増加させ,筋肉,腎臓を発達させる.喉頭を成長させ,声帯を肥大させる(声変わり).骨の成長を促進させ,成長ホルモンの存在下で長管骨の骨端線を閉鎖させる.
 A卵胞刺激ホルモンとともに精巣の精子形成を維持する.
 B中枢神経系に作用し,性欲や性的活動を高める.
 Cエリスロポイエチンの活性を増大させ,骨髄の赤血球産生を亢進させる.
 [分泌調節] Leydig細胞からのテストステロンの分泌は,間質刺激ホルモン(LH)により増大し,テストステロンによりLH分泌は抑制される(FSH分泌は影響されない).
 インヒビンは精巣(Sertoli細胞)や卵胞(顆粒細胞)から分泌され,下垂体のFSH分泌を抑制する.
参考→ 二次性徴
性腺以外の性差をいう.

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