とんぷく薬について教えてください。

 とんぷく薬とは発作時や症状のひどいときに一時的に飲む薬です。解熱剤,鎮痛剤,下剤,狭心症発作,喘息発作を抑える薬などに使われています。とんぷく薬の用い方を説明いたしましょう。
 解熱剤:通常38.5℃以上のときに服用します。効かないからといって続けて服用してはいけません。最低5〜6時間はあけてください。高熱の場合は解熱剤を服用すると同時に,氷枕や冷水で頭部を冷やすばかりでなく,薄着にしたり,掛け布団を薄くしたりした方がよいでしょう。
 鎮痛剤:片頭痛,腹痛,歯痛,その他の疼痛のあるときに服用します。続けて服用する場合は5〜6時間間隔をおき,1日3回以内にとどめてください。とくに指示のある薬(痛風や一部の頭痛薬等)は医師の指示どおりお飲みください。
 下剤:通常便通が数日なく,さらに腹部の膨満感や吐き気などのある場合に用います。寝る前に服用しますと,翌朝便通があるのが普通です。野菜,果物,水分のあるものなどを多めにとり,適度の運動をし,薬を用いなくてすむようにふだんから心がけましょう。排便は習慣的なことが多いものです。
 検査薬:検査前の決められた日時に服用します。お手持ちの用紙の指示を守ってお飲みください。
 狭心症発作止めの薬(舌下錠):狭心症の発作が起こったときに服用しますが,乱用は危険ですので医師の指示を守ってお飲みください。舌下錠(バッカル錠)というのは,舌の下,または歯ぐきと頬の間に錠剤を入れて服用するもので,口腔内の粘膜から直接吸収されるため,通常1分以内に効果が現れます。かみ砕いたり,飲み込んだりしないよう注意してください。最近では,発作の予防に軟膏剤やテープ状の外用剤も使われています。
 睡眠剤:不眠症というのは,眠れないという苦痛で心身が緊張し,興奮するために起こることが多いのです。医師の指示に従い,1回量を厳守して服用しましょう。乱用してはいけません。服用してから20〜30分くらいで効果がみられます。また,薬の種類と量によっては翌朝眠気が残ることもあります。アルコール類との併用はさけてください。
 鎮咳剤:から咳が強いときに服用します。通常1日4回以上の服用はさけてください。散薬,錠剤のほかに水薬もあります。
 喘息発作止めの薬:乱用は危険ですので医師の指示を守って服用してください。内服薬のほかに坐薬もあります。

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