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7.群発頭痛とはどんな頭痛か


1)1〜2ヶ月間、毎日のように頭痛が起こる

 
 群発頭痛は男性に多い頭痛で、20〜30歳代に始まります。頭痛は1〜2ヶ月間、毎日のように起こりますが、ちょうど群発地震のような起こり方なので群発頭痛と呼ばれます。1回の頭痛は1〜2時間で自然に治りますが、大変激しい痛みなので、またいつ頭痛が始まるのかの恐怖に悩まされるといわれています。明け方の睡眠中に起こり、痛みで目をさまされることが少なくありません。
 群発期は年に1〜2回で、その期間が過ぎれば全く頭痛は起こりませんが、毎年のようにあるいは2〜3年に1回は群発頭痛が起こります。


2)片側の目の奥の激しい痛み



 
 群発頭痛は片頭痛と同じように血管が拡張して痛む病気と考えられていますが、痛みの特徴は片頭痛とだいぶ違います。群発頭痛は、片側の目の奥の激しい痛みで「目の奥をえぐられるような」とか、「ハンマーで頭をなぐられるような」と表現する人もいます。じっとしていられない痛みで、夜中でも頭をかかえてころげまわるといった頭痛です。
 痛む側の目からだけ涙が出たり、目が充血したりします。同じ側の鼻がつまったり、また逆に鼻水が出るといったこともあります。吐き気はあまり伴いません。
 頭痛の前に痛みと同じ側から首が強くこるといった前ぶれを感ずる人もいます。


3)治療

●アルコールはさける


 
 群発頭痛が起こっている1〜2ヶ月の期間中は、アルコールを飲むと必ず群発頭痛が起こります。禁酒(断酒)は予防の第一歩です。群発頭痛の期間が終われば、アルコールを飲んでも頭痛が起きなくなります。
 狭心症の治療薬であるニトログリセリンのような血管拡張薬も群発頭痛の引き金になります。そういった薬を飲む必要のある人は、服用法を医師とよく相談して下さい。


●酸素やエルゴタミンが有効
 酸素を吸入すると強い群発頭痛が軽くなる人がいます。100%の酸素を10〜15分吸入しますので、病院に行くか、自分で酸素ボンベをレンタルする必要があります。薬局で売っている携帯用の小さな酸素ボンベは酸素の濃度が少ないので、残念ながら効果がありません。
 脳血管の拡張を予防するエルゴタミンを頭痛の早い時期に服用すると効果があります。夜、寝ている間に頭痛が起こりやすい人は、就寝前にエルゴタミンを服用しておくと夜中の頭痛が予防できます。


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